旅行記Ⅱ1dayウルルン続

パウロ宅のかわいいベットで寝たのは
ほんの少しの時間でした。


朝3時半起床。
身支度を整えて
4時には昨日の工場へ。



7時開店に向けてパンの仕込みです。
メロンパン3種
カレーパン
クリームパン2種 
あんぱん
クロワッサン


メロン皮もカレーも
クリームもあんこも
デニッシュ生地も
ぜ〜んぶ手作り。
 


1時間でパンを成形して
トラックに積み込み
再びリスボンのお店へ。


ここからはパンを焼いたり、エッグタルトを作ったり。
あま〜い香りが店内いっぱいに広がる。
  
  

カレーパンが大きく口を開いても気にしない
パン粉は売れ残ったパンを細かく砕いたもの。いい香り。



作業中に食べたもの
・かぼちゃのマカロン
・チョコのマカロン
・フィナンシェ半分


朝ごはん
・チョコチップメロンパン
・エッグタルト
 
たった2個だけ作っていたチョコチップメロンパンは
そうだったのね、私たちのためだったのね。
ほんとうにやさしかったパウロ
本当にありがとう。


入れてくれているのはエスプレッソにミルクを注いだもの。
グラスに入れるのがポルトガル流。
全く同じ飲み物でカップに入れたものもあるのだけれど
なぜかグラスのものの方がよく出るのだとか。。。不思議。


あまいものがあまり得意ではない私。
たくさんの甘いものを短時間で食べる。。。。

でも、ほんっとにどれもおいしかった。
メロンパンなんて今までで一番だった。
エッグタルトはよく考えたら初めて食べたかもしれない。


ゆっくり朝ごはんを食べ終えた頃にはすっかり開店の時間になっていた。
テーブルセッティングやパン並べなどを手伝い、開店。


常連さんたちがたくさんやってきた。
あっという間の時間。


しばらくするとトモコがやってきて
ランチの食材を揃えに一緒に市場へ向かう。


石の道を歩きながらトモコは言った
”ここを歩くときは線を踏まないように歩くの。わざと狭いところ歩いてみたり。”と。


トモコはこんなことも言っていた
”私は子育てはしてないの、えさはやったけどね”と。

自分を信じて駆け抜けてきた、成功した、今もなお走り続けているトモコの日々の過ごし方は
当たり前の毎日を自分自身でいかに楽しく、有意義に、意味ある瞬間に変えることが大切かを教えてくれました。


ぶっきらぼうな言い方だけど話してくれた子育ての話。
息子さんは立派な23歳の青年になっていた。



市場ではランチ用のエビと豚肉、それからお店に飾る花を買った。
私はお土産に
・ドライいちじく
・枝つきのオレガノ
・ピリピリ(唐辛子)
を買った。


お店に戻ってランチの支度。
お野菜の切り出しやエビ、豚肉の下準備を。
たくさんの野菜を切るの、楽しかった〜


ご褒美に頂いたバナナのクレームブリュレ


これでウルルンは終了。

あー楽しかった。
色んなお菓子の作り方はもちろん、
ポルトガルのいろんなこと
生き方のこと
お店のキッチンでの色んな工夫
材料準備の工夫
なるほどなーっと思うことばっかりで
まさか旅行に来てこんなことに合えるとは
身をもって学んだ1day。


またいつかお2人に会いにいきたいと心から思う。




お昼ごはんはトモコが教えてくれたおいしいお店♪
   
   

お昼休みのサラリーマンや
グループで来ているおじさんたち
地元の人で賑わうお店は少し路地を入ったところにありました。
お外で食べるご飯は美味しい。


ゆっくりごはんを食べたあとは
電車とバスを乗り継いで、ユーラシア大陸最西端”ロカ岬へ”
    
  
    


臨んだ景色に、感動して涙が出た



おっきなおっきな世界の中で
小さく小さく生かしてもらっているのだと思った



リスボンに帰ったらもうすっかり夜だった





ポルトガル豆知識−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

・お昼ごはんが中心、ゆっくり飲んでゆっくり食べる。
・物価は安い、ごはん安い