1年前

2月最後の日
Harutaは4ヶ月になった


家族のみんなや
たくさんの
会いにきて下さったみなさん

数えると50人以上の腕に
抱いてもらっていた


入院中の看護師さんや
検査技師さんたちを入れたら
すごい数になるんだろうな



おかげで
ニコニコ笑顔で
ご機嫌な
おでぶちゃんに
育っています



最近は
拳を2つも口に入れたり
唇をぶーっとならしてよだれまみれ
鏡を見せるとゲラゲラ笑う


ご機嫌な時には寝返りの練習も




元気にすくすく
大きくなっている




治療も次のステップへ


何でも初めは
慣れるまで大変


途方もなく長い道だと
ひたすらマイナス思考になったり

ごめんねごめんねと
申し訳ない気持ちに涙が流れる

でも
進んでるよね

間違いなく
いい方向へ


そして
やっとお風呂解禁


ベッドでの湯船なしお風呂
さようなら



親子癒しの時間がスタート

私はそれが
とても嬉しい



思いがけない言葉や
覚悟していたけど
受け止めたくない言葉


まだまだ強くなれない私



立ち止まっては
泣き
進んで
また戻り
また進んで
その繰り返し



Harutaのこと
病気のこと


もう少し
もう少ししたら
全部書いてみよう


今はまだ書けないけれど


お母さん
頑張っているねと
誰かに褒めて欲しいとか
同情して欲しいとか
そんなんじゃないの

自分の気持ちの整理ために
これから同じ病気で悩む
どこかの誰かの
お母さんのために


そして何より
私がみんなにしてもらったこと
Harutaに会いにきてくれた全ての人たちが
あなたの味方だということ
良き理解者であること
友達になってくれたこと
1人ではないことを残すために




1年前の今日、お腹にいることを知りました
あなたがいない日々はもう
考えられません。