わたしの先生、一週間

短いなと思っていた一週間は
予想以上に短く

こうして終わった今、ほっとしたような
さみしいような
そしてこれからどこを向かって進めばいいのか
悩んだり

でも、ざっくりまとめていうと
すごくすごく楽しかったということ。




毎朝、玄関に立って挨拶するところから始めました。
子どもの表情は毎日変わります。
元気におはようを言っていると
気持ちいいし、それだけでコミュニケーションになります。

休み時間は主にサッカーをします。
休み時間は朝も中間も昼も放課後もあるのだから
何回もサッカーします。
おにごっこもドッチボールもバレーも。
くったくたになります。
朝から800m走った日はもうくったくたのくったくた。
でも、楽しくてそんなこと忘れます。
いい汗かくと生まれ変わった気がします。



かーこに借りた汗ふきタオルはどうやら体育館に置いてきた模様です。




子どもはすごいです。
予想していないことを考えています。
思っているより大人だったりします。
でも、思っているより子どもだったりもします。


チャイムにとても敏感で5分前行動します。
現代の大人よりよっぽど時間にシビアかも知れません。


にこっと笑う、恥ずかしそうに笑う、思い切り笑う。
見ているだけで元気になります。


いろんなことを話に来たり、相談してくれたりもしました。
対等に向き合います。
真剣に話をします。
担任の先生にはちょっと言いにくいけど、保健の先生になら素直になれる
そんな感覚、ありませんでしたか?
子どもにとって心地よい存在でいられるように
6歳には6歳の。
9歳には9歳の。
時間というか経験を積まないと消化できない悩みって
きっといっぱいあるから
あーこの学年はこういうことで悩むのかーと
近くて遠い小学生時代を思い出しながら
もやもやした小さな心の中を
少しでもきれいに掃除してあげたいと思ったのでした。



よく、子どもに教えることより教えてもらうことの方が多いなんて言いますが
まさにその通り。
私はいっぱいのことを教えてもらった。
たった5日間だから
クラス全員の名前を覚えることを目標にしましょうと言ってくれた担任の先生。
そんな目標は一日でクリアできた。
一人ひとり違うんだもの。
すぐ覚えられた。



肝心の授業もおかげさまで無事に終わりました。
たくさんの先生が見ている中、久しぶりに緊張した。
毎晩遅くまでお世話になった先生方にも感謝でいっぱい。
本当にありがとうございました。




毎朝のぼちゃんと通勤。
帰りはかーこのお迎え。
かーこはごはんも食べずに待っていてくれました。
おばあちゃんのいってらっしゃいとおつかれさんは体にきゅっと効きました。
お世話になりました。
この年になって家族と過ごせた日々もまた
貴重なものでした。



話しても話しきれないような濃い一週間。
忙しすぎて、帰ってくいっとビールを飲む余裕も
ともだちと遊ぶ余裕もなかった。
だから最終日の夜に
地元のみんなで飲んだビールは最高においしかった。
harunaの26歳のbirthday祝いとともに
楽しい飲み会になりました。



こうした充実した時間の末、
今、わたし
声が出ない
病院に行ったのになあ。。。
きっとこの一ヶ月ぐらい
仕事に引っ越しに学校の準備にと
気を張っていたんだろうなあ。
でも、本業にもどってしっかり働くためにしっかり治さないと。




何はともあれ
ほんと
子どもってすごいなあ。