ほんとにその日に

2013年10月28日
午後14時5分
51.5センチ
3200g


私はお母さんになりました


家中の雑巾がけ作戦が効いたのか
hanaがおへそからお腹にお願いしてくれたのが効いたのか



naoちゃんが帰宅した日曜日の夜
23時頃、陣痛はやってきました
空気読めすぎるえらいぞ、我が子

5分間隔になったら連絡してと言っていたのに
まだ待って、もう少し待って!と
産婦人科助産婦さんにじらされ続け
朝9時にやっと病院へ。


陣痛、痛いね。
でも、どんなに間隔が短くなっても
痛くない時は本当に痛くなくて
病院へ行くタクシーを待つ間に

私はキッチンの三角コーナーのゴミを掃除し
昨日の夕飯の残り物を捨てた
このまま置いといたら、これ、絶対そのまま腐るなって


冷静
女の人ってすごいな


病院へ着くとさらに痛みは増し、
その痛みに等しい力で、腰を押してもらわないと耐えられず
ガンガン指圧してもらっていたら
産後、腰のところが内出血するぐらいになっていた。
相当な力で押してもらってたんだな。


痛かったけど、
きっと頼りない母ちゃんのかわりに
本人がものすごくえいっと頑張って
踏ん張って、出てきてくれたんだな


我が子は誰もが思っていたより案外、つるんと出てきてくれた。



小さな私から、大きく出てきた


とはいえ、私もがんばった
それから父ちゃんも



腰を押してもらったり
励ましてもらったり
手を握ってもらったり



協力なしには産めなかったなと
心から感謝
なんかその共同作業的な感じが
私はとても楽しくて幸せだった



そう、思い出すと痛いとかそんなんじゃなく、
楽しかったんだな



産まれてきた我が子を見て
それまでつけようと思っていた名前は、なんか違う!ってなった。
夫婦揃って同じことを思っていて
そのあとしばらく
彼は苗字で、くん付けで呼ばれていた



よく出てきたね
豆ちゃん


ようこそ
お腹の外へ


お母さんになるのが
お母さんの夢でした


夢が叶いました
ありがとう